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2024年10月31日
菊池壮一氏
千代田区立千代田図書館と出版アドバイザー・菊池壮一氏(日比谷図書文化館元図書部門長)が、「出版社による図書館の蔵書欠本調査」を呼びかけている。図書館の蔵書データをもとに、出版社が買替え、除籍、納入の推奨銘柄を提案する取組みだ。図書館はニーズの高い蔵書を拡充でき、出版社は売上げを創出できる。両者が交流する機会も増やせる。同氏は出版界と図書館界の連携の「はじめの一歩」として、欠本調査を役立ててほしいと語る。 (本紙・勝本育実)
中部トーハン会は10月24日、名古屋・中区のANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋で第57回総会、トーハンの川上浩明社長などによる「TOHAN CROSS MEETING」を行った。同社の近藤敏貴会長は出版文化産業振興財団(JPIC)理事長の立場からビデオメッセージを、小学館の相賀昌宏会長は日本書籍出版協会の「Book Event Navi」を推進する立場から書店へエールを送った。各省庁の動きに合わせて、書店が進むべき道筋を示した。
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第32回「神保町ブックフェスティバル」が10月26・27日、東京・千代田区神田神保町のすずらん通りを中心に行われ、多くの来場者で賑わった。出版社など183社がワゴンを構え、汚損本や雑貨など20~80%オフで販売した。近隣の飲食店などを合わせて計197台のワゴンが出展した。会場では、クレジットカードや各種Payなど電子決済に対応する出版社が急増した。
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