2024
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2024年11月28日

海外に挑むトゥーヴァージンズG/グループ4社の事業戦略

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左から加藤社長、阪本取締役、内野会長、住友社長、後藤取締役、木南マネージャー
 本を起点にした「グッズ販売」「オンラインくじ」など、様々な事業を手がけるトゥーヴァージンズグループが、海外事業を積極的に進めて販売実績を上げている。海外向けコンサルティング会社のCulture Weaver合同会社と海外戦略の契約を結んだ。トゥーヴァージンズグループの内野峰樹会長は2029年までに海外事業の売上占有率を30%に引き上げるプロジェクトを立上げ、将来的にはグループ会社の既存事業も含めて100億円規模にする計画も打ち出した。(本紙・丸島基和)

トーハン中間決算、単体・連結とも経常増益/連結売上高1891億8000万円 0.4%減/取次事業赤字幅は縮小傾向/グループ書店10社黒字化

 トーハンは11月20日、2024年度中間(24・4・1~同9・30)決算の概要を発表。単体・連結ともに若干の減収ながら経常増益を果たした。前年に東京ロジスティックスセンター(埼玉・加須市)の売却益約31億円を計上していたために中間純利益は大幅減となったが、3カ年中期経営計画「BEYOND」の各施策は計画を上回るスピードで順調に推移しているという。

日販GHD中間決算、取次・小売以外は増収/売上高1855億0800万円 9.5%減/海外/エンタメ両事業過去最高の売上・収益/単体売上は1395億円 13・2%減

 日販グループホールディングスと日本出版販売は11月22日、連結・単体の中間(2024・4・1~同9・30)決算の概要を発表。日販GHDは取次事業、小売事業が赤字だったが損失幅を縮小した。それ以外の全部門で増収して、全体では減収かつ経常・純利益ベースで黒字化した。日販単体では減収や運賃の高止まりに苦戦するなか、販管費のコスト削減に努め、赤字幅を改善した。
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