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2024年11月21日
講演するドゥペール氏
フランスでは今なお書店の開業が相次ぎ、5年間で574軒の書店が新たに誕生している。「文化パス」や「反アマゾン法」など先進的な文化施策の現況をふまえ、在日フランス大使館の書籍・討論会部門責任者であるコロンビーヌ・ドゥペール氏が11月5日、業界関係者向けのスペシャルイベント「これからの日本の出版界を考える」内で発表した。同氏の講演の内容をまとめて紹介する。(本紙・勝本育実)
中央公論新社の「Re:Born Project(リボーンプロジェクト)」が書店店頭で反響を呼び、日を追うごとに成果を上げている。同プロジェクトは既刊書を新装して再び世に出す企画。現在の読者に改めて情報発信して潜在需要を掘り起こす。11月13日、東京・千代田区の如水会館で行われた「書店読売中公会」のビジネスカンファレンスの席上、安部順一社長が会員書店に向けて報告した。
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書店68法人で構成し、ベースボール・マガジン社が事務局を担う「ベーマガ熱書会」の2023年度売上高が4億9000万円を超えた。同会の販売実績は目標の約3億9500万円に対して23・9%増。売上前年比でも10・9%増と好調に推移した。11月14日、東京・千代田区のホテルメトロポリタンエドモントで行われた第46回総会で発表した。10月から始まった24年度もプロ野球チーム、横浜ベイスターズが26年ぶりに日本シリーズを制し、「週刊ベースボール」など好調銘柄が続出している。
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