2024
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2024年9月26日

書店店長になって分かったこと/主婦の友社元社長・矢崎謙三氏に聞く

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エプロン姿が板についた矢崎店長
 主婦の友社、C―パブリッシングサービス、主婦の友図書で代表取締役社長を歴任した矢崎謙三氏(51)が、7月から父・三夫社長(84)の後を継ぎ、矢崎書店(東京・板橋区)の店長として奮闘している。三夫氏は廃業することを決めていたが、長男である謙三氏が地域読者の声援に後押しされて家業を継いだ。「30年余、出版社に務めていたが、店頭に立って分かったことが多くある」という同氏。ざっくばらんに話してくれた。(本紙・丸島基和)

「無書店」自治体が27.9%、JPIC発表/近藤理事長「新しい書店つくる方策を」/小規模開業 取引パッケージ/トーハンが今秋にもリリース

 出版文化産業振興財団(JPIC)は9月18日、書店が1店もない無書店の自治体が8月末時点で全体の27・9%、1書店以下の自治体は47・7%と発表した。JPICの近藤敏貴理事長(トーハン)は「今ある書店を減らさないだけではなく、新しい書店をつくる」方策の必要性を示した。

積文館書店/2期連続の減収減益決算/売上高173億4600万円 4.6%減/キャッシュフローは黒字

 精文館書店(愛知)は9月17日開催の株主総会で、第55期(2023・7・1~24・6・30)決算を確定した。売上高は173億4600万円(前年比4・6%減)となり、17年ぶりに180億円を下回った。利益面では2期連続で減収減益の赤字となったが、キャッシュフローは黒字化。引続き、高い流動比率を確保して強固な財務体質を保っている。
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